ninja vortex

NINJA VORTEX

NINJA VORTEX体験記

2015年5月17日、18日と大阪で行われたプロストフェスタ2015に参加致しました。
その中で一番興味のあったKEYLINEの新製品であるNINJA VORTEXを触らせて頂けました。
両日とも僅かな時間では有りましたが、ご説明いただき非常にありがとうございました。

実際のデータなどは今後、変更になっていく部分なども有ると思いますので、
だいたいこんな感じなのかと思っていただければと思います。
もし、興味のある方がいらっしゃいましたら、お問い合わせください。

NINJA VORTEXとは?

NINJA VORTEXとは、家のディンプルキー、車のウェーブキーのカットをするコンピュータマシンです。
データがあるカギを対象に、純正データでのカットが出来ます。
純正データとは、最初に手渡される元カギと同じ段差です。
合鍵のようにカットするごとにずれるのではなく、常に同じ段差でカットが出来るマシンです。

キーラインが製造販売しているVERSAと同じタイプの商品になります。

見た目について

NINJAでした。
外観はNINJAもNINJA LASERも、NINJA VORTEXも全て同じです。

だからこそ、これに収まったのかと感動しました。
カッターやトレーサーは、NINJAのカバーの中に収まっています。
また、シールを貼ることで、どの場所にどのカッターがある等がすぐに分かります。

JAWについては、使っていないものは外に置く必要がありますが、スタイリッシュにまとめられていました。

コンソール(ユーザーインターフェイス)について

LIGERが登場したおかげで、違うマシンであっても、ほぼ同様の画面構成となりました。
個人的にはNINJAに慣れていたので、初めて触るマシンであっても、問題なく使用出来ました。

NINJAに慣れていない場合でも、アイコンと文字でわかりやすいよう表示されているので、
単純操作であれば、慣れるまで時間はかからないと思えます。

合鍵作成について

家と車のマシンですので「GOAL V18」「ホンダ MT7」のカギでお試ししてみました。

まずは、データの検索。
「メーカー名」や「ブランク番号」「コード」から検索することが出来ます。
NINJA VORTEXについては、まだ家の鍵のブランクデータはあまり入っていない可能性があります。
V18は見つけられませんでした。(F109,KL109)
MT7は、確か見つけられたと思います。MT-で検索するといくつか出てきたのを覚えています。
こちらはうろ覚えですいません。

ただ、NINJA VORTEXも他のkeylineのコンピュータマシンと同じようにアップデートが出来ます。
今後、NINJAが家のブランクキー検索がH番で出来るように、データ追加していただける可能性は高いと思います。

両者の鍵も共に、デコードから合鍵を作りました。
デコードとは、元鍵をマシン側で読み取り、合鍵をつくる方法です。
他には、車はコードから作成したり、自分で段差を打ち込んで作成する方法があります。

GOAL V18の場合

結論からいうと、VERSAと同じようにカットが出来ました。
ジョーも、カッターもはじめからセットされていたので、デコードもスムーズで、カットもスムーズに出来ました。
デコードの場合、トレーサーで鍵を読み込むのですが、
後述するMT-7の場合でも、同様にトレーサータワーと言われる部分を下ろすだけでいいので、
鍵の種類が変わるたびに、基本的にはトレーサーを変更しないでも良いので、非常に楽に感じられました。
かなり良いです。
デコードのスピードもカットのスピードも個人的には満足です。

カットの音というよりも、カッターの回転の音が少し大きく感じることもありましたが、
その他に他のマシンと比べてのデメリットを感じる部分はありませんでした。

ホンダ MT7の場合

結論からいうと、994と同じようにカットが出来ました。
ディンプルキーがVERSAのスピードに負けないように感じたので、少し期待していましたが、
ウェーブキーはVERSAのスピードでは、ありませんでした。
しかし、994LASERと比較すれば、これも満足できます。カットの仕上がりも問題ありません。

カッターの交換が大変

ただし、カッターを変えるのが、少し難しく感じました。
V18の場合は予めカッターが登録されていたので、切るだけでよかったのですが、
ディンプルキーから、ウェーブキーに変わるのでカッターを変える必要がありました。

デコードは、タワーを下ろすだけで、ディンプルと同じように出来ますが、カッターは少し大変です。

言葉での説明だと難しくなってしまいますが、
右側の一箇所を押し付けながら、上のノブを回す必要があるのですが、ここで、カッターを抑えておかないとすぐ下に落ちてしまいます。
ので、3箇所を抑える必要があるのですが、自分は大丈夫でしたが、ちょっとむずかしいかもしれません。
カッターを入れるときも同じようにする必要がありますが、今度はカッターを下から上に押し付けた状態で行う必要がありますので、難易度は上がってしまいます。
ここだけは慣れが必要な部分になりそうです。

NINJA VORTEXまとめ

簡単にカットをしてみた感想でしたが、いかがでしたでしょうか。
展示会場だった為、画像もなく、わかりづらい表現となり申し訳ございません。
個人的には、想像以上の出来で、懸念していた速度の問題もこれであれば、問題なしといえそうです。
データに関しては、アップデートで更なる性能の向上もありえますし、今後も様子を見ながらチェックしていこうと思います。

今後、気になる点などを集めて、質問して再度まとめてみますので、ご質問等ありましたら、お問い合わせください。

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