イモビライザー義務化浮上。イモビ対策は必須に？

2015/04/15 2015/04/19

イモビライザー義務化？

自動車の盗難防止対策として、イモビライザーの登載が義務化する。
じわりじわりと感じていた事、近いうちに起こるかもしれません。

イモビライザーの機能は、鍵屋さんの皆さんは、身を持ってご存知かと思いますが、
合鍵を使っても、車のエンジンを始動させる事を出来なくするような盗難防止の対策装置です。

あくまでも、エンジンをかけることが出来ないという点のみの対策になりますので、
ナビなどの盗難や、車やバイクごと持っていくといった事に対しては効果がありません。

ヨーロッパではすでにイモビライザー機能の装着は義務化されており、日本でも最近の車はイモビライザーの普及率は高くなっています。
記事内では、2013年に出荷された自動車の約８０％がイモビライザー登載だったようです。

義務化浮上の背景には、日本損害保険協会が内閣に要望し、国交省に対応を求めたという事のようです。
イモビライザー機能については、自動車価格の向上などにもつながることから、費用対効果などを考えて今後慎重に検討するという内容でした。

すでに新車に関しては、義務化がなくてもイモビライザー搭載車が増えていますが、合鍵市場では、これから更にイモビライザーの普及率が高まりそうです。
義務化が決まらなくても、2013年のデータを見る限り、ほぼ100%に近づいていくと考えられます。

鍵業界のキーマシンのカテゴリにもイモビライザー複製機がすでに定番化していく中で、このニュースで更にイモビライザー対策が必須になっているということを印象付けられました。

カギコム編集

カギコム編集部員